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音楽の楽しみ方

「クラシックの演奏会は敷居が高い?」

クラシックのコンサートは敷居が高い?マナーが厳しい?
では、マナーってなんでしょうか。
辞書には「礼儀作法」とあります。
ビジネスマナー、テーブルマナー…、中でもマナーモードが一番身近ですね。
バスや電車に乗れば携帯電話やスマートフォンは必ずマナーモード。
つい先日、私が乗った新幹線の座席の近くで、呼び出し音こそ鳴りませんでしたが、携帯電話で話をし出した方がいました。すると、その方の後ろの席の人が肩をポンポンと。周りの人がうざいと感じる前の行動でした。スカッとする話。
マナーモードにと言われて、こんな反応をする方もいらっしゃいます。
「私のスマホ、マナーモードはついていないよ、サイレントモードならあるんだけど」…。
こうなると、ほとんど屁理屈。人格を疑われかねません。これも含めてマナーですね。
要は、人に迷惑をかけないように、周りに気を配ること、これがマナーではないでしょうか?

では、クラシックコンサートのマナーというと、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
楽章と楽章の間には拍手をしない、とか、演奏中は咳をしてはいけない、とか。演奏中の出入り、ましてや席を立つなんて!!
でもこれ、クラシックのコンサートに限ったことではないですよね?大勢の人が集まるところで咳をゴホゴホ、みんなが静かにしているところを歩く回る、とか。図書館に似ている?
クラシックコンサートだからといって、妙にかしこまる必要はないのです。

来日演奏家の皆さんは、日本の聴衆はとても礼儀正しく、温かく迎えてくれる、という声がとても多いです。
では欧米ではどうなのかと興味を持ちます。
アメリカで演奏する機会がありましたが、客席は、なるほど、と思えるような、日本では考えられない光景でした。
というのも、歩き回っている人が結構いる…。
アメリカ国歌の演奏の時は、胸に手を当てきちっとしていた人も、終わったとたんに後ろを向き、入り口の方へ…。
ヨーロッパでは?
演奏こそしたことはありませんが、ベルリンでベルリン・フィルハーモニーの演奏会を聴きに行きましたが、動き回っている様子はありませんでした。ただ、空席だった隣の席に休憩の後、元気なお嬢さんが移ってきたのにはびっくり。そこは風邪で来れなくなった友人の席のはずでしたが、前半の曲の間に物色していたのでしょう。スペイン人のようではありましたが。
まあ、これは日本でもよく見られます。

かのR.ワーグナーが自分の作品を上演するために作ったバイロイト祝祭劇場は、通路が両脇にしかありません。ワーグナーは時間通りに来ないお客さんを快く思っていなかったので、こんな造にした話は有名で、真ん中の席で遅れてきたら、日本人なら入っていくことはできない?

さて、演奏会には欠かせないのは拍手でしょうか。
日本では演奏が終われば惜しみない拍手を送ります。
欧米でも?
かなり前になりますが、FMで聴いていたザルツブルク音楽祭の演奏会で、拍手よりも大きいブーイングを聞いたことがあります。欧米のお客さんはマナーがというよりも、いいものはいい、悪いものは悪いと正直に反応する、ということですね。
そういえば、とある番組で、世界的オーボエ奏者から指揮者へと転向した宮本文昭氏が、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」の第3楽章が終わったときに拍手が来ると、演奏は成功した!やったあ!と思うと言っていました。どんなタイミングでも、感動したからこその拍手は、演奏者にとってとても気持ちがいいのですね。

日本人の奥ゆかしさと、演奏をする人への思いやり、大切にしたいものです。
マナーなんて後からついてきます。まずは演奏会へ行ってみましょう。
日本にはいい言葉があります。
「習うより慣れろ」

投稿者 : 斗知浪

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